「エチュード」を日課にする

練習曲のことを指して「エチュード」と言います。エチュードには、トンプソン、ツェルニー、ハノン、バーナム、等々、様々な教本が存在しています。ピアノが上手くなりたいのであれば、このようなエチュードで毎日練習することが大事です。 実際、プロのピアノ演奏者は毎日必ず何時間も練習しているようです。プロのピアノ演奏者であっても、それほど頑張って練習する必要があるわけですから、私達一般人が練習を怠っていて

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曲想を演奏に反映させる

自身で行き着いた曲想は、どうすればピアノを弾く中で表現することが叶うのでしょうか。基本的には、以下の3つのファクターが関わってきます。 1:速度 2:強弱 3:音色 1:速度 どんな速度でピアノを弾くか次第で、曲から受けるイメージは大幅に異なってきます。その曲にとってベストなスピードを探すようにしましょう。また、楽譜に速度についての指示が記載されている場合もありますので、そういっ

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曲想を考える

世の中には色々な曲が存在しています。なんらかの出来事や風景を表現している曲や、穏やかな曲、活発な曲、悲しい曲、楽しい曲など、人間の感情を表現している曲も存在します。そして、その曲が表現しているムードや感情のことを「曲想」と言います。 曲想を無視してピアノを演奏しても、良い曲にはなりません。 一例として、真剣な話をしようとしているのに、ニヤニヤ笑いながら話すのはいかにも変です。「なんで笑

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ピアノを弾く際は腕や手首のよけいな力を抜く

プロのピアノ演奏者は、1日8時間前後は平気でピアノの練習をすると言われています。それだけ聞くとビックリするかもしれませんが、冷静に考えればそれくらいの時間は必要です。理由として、コンサートの自分の演奏の時間が1時間~1時間半ほどあるとすれば、8時間あったところで、1曲当たり数回しか練習することが叶わないからです。 さて、話は変わりますが、なぜそこまで長くピアノの練習を継続することが可能なので

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楽譜を正しく読むには

本を読む場合の「文字」。自動車を運転する場合の「交通規則」や「道路標識」。これらに沿うように考えれば、楽譜に対しては「音符」ということになります。音符を正しく読む能力がないと、作曲した人の想いを読み取ることはできませんし、大きく的を外したような弾き方をしてしまう可能性が高いです。これでは、曲の魅力や美しさが聴いている人にも伝わりませんよね。 では、ピアノ曲などの楽譜を正しく読めるようになるた

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実力より上・テンポの速い曲にはメトロノームを使う

非常にテンポの速い曲や、自分の実力よりちょっと難しい速いテンポの曲を練習することになるケースもあると思います。そのような曲を練習する際にただやみくもに練習しているだけでは、安定して速いテンポで演奏できるようには、なかなかならないと思います。そこで、メトロノームの出番です。 このようなケースではデジタル式のメトロノームを使いましょう。リーズナブルなものなら、1000円程度から購入できるはずです

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メトロノームの役目について

メトロノームに関しては「初めは遅くしておいて、徐々にテンポを上げていって練習に活かす」と考えている人が大半だと思います。 当然、そのような練習方法もありますので、その捉え方でも間違いではありません。ただ、そういった感じの徐々にペースを上げていくようなメトロノーム練習にはそれほど重点を置かなくても、曲を演奏できるようにはなるものです。では、メトロノームには一体どのような役目があるのでしょうか?

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本番ではゆっくり引き出すのがポイント

練習でピアノを上手く演奏できても、本番では実力を出し切れない方も多いです。本番でも実力を発揮するためのコツは色々存在しますが、その中に「ゆっくり弾き出す」というものがあります。 ゆっくり弾き出すのが大事 入りからハイスピードな曲の場合でも、テンポを多少下げて、ゆっくりと弾き出すのです。一例として、モーツァルトのピアノソナタ第一楽章等は、初めから終わりまでテンポはほぼ一定です。となる

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8割の演奏を目指そう

1曲を練習するときは、どれくらいのクオリティを目標に掲げるべきなのでしょうか。その目標は、曲によっても演奏者によっても変わると思います。概ね演奏できたら別の曲に移る方、常に完全な演奏を目指す方、曲によって完成度がバラバラな方、ピアノの先生に考えてもらう方など、色々なパターンが考えられます。 では、どれくらいの完成度を目標として掲げると、ピアノが上達しやすくなるのでしょうか。 100

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